チュニジアが世界地図のどの位置にあるか、
すぐに答えられる人はよほどの地理通ではないでしょうか?
ましてやどんな風景が広がり、
どんな歴史があって、
人々はどんな暮らしをしているのか、
ほとんどの人が知らないのでは?
ということで、好奇心旺盛な皆さんに代わり、
お忙しい学長にお土産話をお願いしたところ、
快く応えてくださいました。
隈元学長のめったに聞けない遠い国のお土産話、
3回にわたってお送りします。
◆チュニジアを旅して
今回チュニジアを旅の目的地に選んだのは、
新旧織り交ぜて見所が沢山あると思ったからです。
第1回は旧の部分といいますか、歴史的に見て興味深かった場所、
特にローマ帝国の影響のあった場所を写真をつけて紹介します。
第2回では、オスマントルコの影響のあった場所を紹介します。
最後の第3回では、砂漠で暮らす人々と新しいチュニジアを紹介し、
最後に今回の旅で思ったことを少し書いてみたいと思います。
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チュニジアは古代よりフェニキア、東西ローマ帝国、
歴代のアラブ王朝、オスマン・トルコ、フランスなどの民族や文明
の支配を受けてきており、その影響は今も至るところで見られます。
(1)歴史的遺跡:ローマ帝国の影響
@スベイトラ遺跡
紀元前8世紀からローマ帝国の影響を受け都市建設が始まりました。
これはその跡地の一つです。広大な都市の跡が残っていますが、
中でも劇場、神殿、凱旋門、大浴場跡地は圧巻でした。
ここだけで約2時間、歩きました。
Aエルジェム円形闘技場(世界遺産)
ローマにあるコロッシアムにそっくりでした。
ローマ人には娯楽が大事だったのでしょうが、
考えてみると残酷な気もしますね。
Bカルタゴ遺跡(世界遺産)
カルタゴにはいくつもの遺跡が残っています。
これは共同浴場の跡で、他にプールやジム、サウナまであります。
イギリスのバース(Bath)にもローマ人が残した浴場がありますね。
よほどローマ人は清潔好きだったのでしょうか。
C貯水池(世界遺産)
町全体が世界遺産に指定されているケロアンという町です。
降水量の少ないケロアンに、半径100メートルはある
このような大きな貯水池を50個以上も作って
雨季に雨水を貯めたそうです。
D水道橋
水源地からカルタゴに至る132kmに及ぶこの水道橋もすごい!
貯水池にしてもこの橋にしても、水を得るために相当な苦労があった
ことがわかるし、それでもこのチュニジアの地がローマ人にとって
重要であったということでしょう。
本学の公式サイト: http://mic.ac.jp

